パラオのが海全然きれいやな。ワイキキ、生まれて初めてみたが、びっくりするくらい人が多い上になんか汚い。

とりあえず、目指すはワイキキ水族館。

ワイキキ水族館の歴史は古く、実はJICAがPICRCにパラオ水族を付属させるモデルにしていたと思われる。ワイキキ水族館の入館者数などの統計データが当時のJICAの資料に掲載されいてる。実際にみてみたが、確かに、屋内外の展示で構成した設計や、リーフ形状と水槽の展示はよく似ている。水槽数はもちろんワイキキのが規模が大きい。

ただし、結局のところ、ハワイほどのフライト数なんて確保できるわけもなく、パラオ自体にくる人数が圧倒的に少ない中で、いくら小規模にしたところで桁が違う。ハワイへの訪問者数はコロナ前の2018年で990万人だったそうな。(参照はこちらの記事)それに対してパラオはピークと呼ばれるほど訪問者が増えた2015年ですら16.4万人。母集団が違いすぎる。ワイキキはそもそもモデルになり得ない。(パラオのデータ参照

誰だ、ワイキキ目指したの!!w

JICAの計画書では、水族館の入館料でサンゴ礁モニタリングにかかる費用を賄う予定であった。が、現状は逆で、水族館が使用する電気代、水道代、そしてタンク清掃などで運営に必要な人材確保で最低3名が必要、この人件費。しかもこの飼育員というポジションは肉体労働する時間が長く、学術的な方向に進みにくいポジションになってしまった。現地職員たちのスキル向上にもこの肉体労働の時間が長いことが壁になっていく。で、20年を経て水族館運営は利益を目的としない方向に大きく転換した。

というバックグラウンドがあったので、ワイキキ水族館に行ってみたかったのですよ。

いきなりイントロがこれからいく🇦🇸米領サモアの展示だったので面食らう。サンゴのポリープ模型とかはこっちも欲しいな。展示パネルをデジタルサイネージにしてる理由はイマイチわからんが。

マリンサンクチュアリつながりでハワイ州も海洋保護区の説明が展示に入っている。魚の呼び方とか、コモンネームが存在しないと思っていたサンゴにおそらく、ある程度自分たちで名前をつけている。。。など細かいところでフォローしたい部分が出てくる。

外の展示はサンゴ形状よりアザラシが本来メインのよう。アザラシが研究のサンプルとして現在米本土のラボにいるらしく、からだった、が、ぶっちゃけアザラシは私は一番どうでもいい。サンゴ形状はパラオより多くの状況を説明していて、確かに実際はもっと複雑だよなーと思った。パラオ人も実際にはもっと多くの単語でリーフ形状を見ている。

どこを端折るか問題はあるけど。

あと米領サモアのアイコニックなでっかいサンゴね。パラオにも一部にこういうやたらでっかくて目立つサンゴはあるので、名前さえつけちゃったらいいんじゃないかと思う。


プラス、久々の美術館! 4年近くどこも行ってないとか人生初だったわ。