パラオテニス連盟が土日の朝に初心者講習をはじめたのでなんとなく手伝いにきている。みんなルールから知らない。パラオ人なんて大体続かないので、まあ、ちょいちょいできればいいかなくらいでいたんだけど、どうみても50代くらいの女子が初心者なのにいきなりハードヒットから入るのである 笑

50代ともなれば、日本の一般の人(現役時代に強かった人は別)は筋力が低下するのでハードヒットはできなくなるし、ふわふわな感じのラリーになっていく。最終的にはサービスライン付近でボレーで全部返すプレー形態が採用され、ミスのない練習して完成。ダブルス参加の4名ともに決定打がないのでやたらラリーが長かったりする。

というわけで、ましてや初心者が、今から始める50歳くらいのおばちゃんが、フルスイングでハードヒットできるのは衝撃。遺伝的に筋力量が違うっぽい? そもそも私たちの倍くらいの体重でもぎり走れるしな・・・自分と同じ重さの荷物背負ったら私は走れない。

野球やソフトボールは人気競技なので、そこでヒットする練習はしてるから、そのバックグラウンドもあるかもしれない。日本だと女子はあまりやらない競技だけど、パラオって多分、結構な確率で女性もソフトボールか野球をプレーした経験がある気がする。

私も最近は楽してコンチグリップでの当てボールやったりするんだが、試合がつまらなくなるので、やってるとパラオ人に打ち込めって怒られる。パラオ人は女子も楽そうにハードヒットすんだよな・・・ほぼステップインなしで打ってるし。つか、ほとんどのプレイヤーが雁行陣メインというのも、なんかすごい。歳をとったら平行陣というノリが日本だとあるんだけどな。平行陣はボール見えないレベルで飛んでくるのに反応できる人だけがやっている。

まあ、ソーシャルテニスと私たちが呼んでるこれ、別にどっかの大会出ようとしているわけではなく、単純にみんなが面白い試合やって、みてる方も楽しいことに意味がある、みたいなとこがあり、「ハードヒットしないなんて人生じゃない」っていう価値観が存在している。確かにそうよねええええええ、当てボールやってて何が楽しいのって話。哲学。

それにしても2名のマス(おばちゃん)がテニスを始めたわけですが、続くといいな・・・